11月 13, 2007 - 5 Comments - お手紙 -

命は一緒

小桜を飼うことになって、改めて気が付いたことがあります
それはムーポポさんの「反抗期がある」って言葉から「セキセイも人間と一緒なんだ!」と驚いたことです
浜すけが幼かった頃の記憶はあまりありません
(最後が大変だったもんで・・(^^;)
でも、言われてみれば、飼い主の手に噛み付こうとしたり(滅多に噛まないヤツだったのに)、気にいらない餌をブチまけたりと「あの時?」って思えるときはありました
生物の授業で「受精した卵子は、初期の段階では人間も魚も犬も猫も鳥も似ている」って習いましたよね?
そこから人間は母親の腹の中でぐぐーっと進化の歴史をたどるんです
元は同じなんですね、どこか共通点があってもおかしくありません
肉体は違った進化をすれども、情報を処理する頭脳も違った進化をすれども、そこに宿る「基本的な感情(共通点)は同じ」なんだと感じました
今まで「あなたは子育てしてないから、この苦労、わからないでしょうけど」と何度か言われました
その度にその言葉をうのみにして「あ~・・・育ててないからわからないのかなぁ?」と思いました
でも、違うんですよ、「わからなかった」のではなく「私が見過ごした」のです
どんな生き物にも感情はあります、「嬉しい・悲しい・寂しい・楽しい・・・」
感情の成長を「人間の特権だ」と区別するのがおかしいのではないか?と考えるようになりました
どんな生き物でも(植物でも)、子供から大人へ成長します
それは肉体だけではなく、精神もなんですよね
「子育てしてないから、わからない女、知らない女」で人生を終わらせてしまっていいのか?と自問自答しました
(つい「子供産めない私って一人前の大人になれないの?」と悩みました)
人間が人間として生きていく以上、等しく「経験と苦労と喜び」は降りかかってきます
それを認識を持って感じる事ができるか?できないか?なんだと思います
(そりゃ、人間の子育てと動物とでは「お稽古事とか塾の授業料」とかは違いますけど・・・(^^;)
でも、子供(動物、植物)を愛する気持ちには、区別はないんです
少なくとも、母親父親が子供を心配する気持ちはわかります
ちゃんと朝晩の食事の世話や買い物、体調管理など、「大変だ」と思いつつそれを幸せに感じる気持ちは一緒です
だから、子育てしていない私が、子育て中の母親の気持ちが全くわからないってワケないんですよね
だた「それを知ろうとしなかった自分が愚か」だったわけです(^^)
「こいつはインコだから」って目でしか見なかった自分がバカだったんです
今回、小桜のキリンを育てることで、自分がまた成長できたらな・・・と思いました
ちゃんと恥ずかしくなく「子育て中」の看板を心にかけて生きていきたいです(^^)


5 Responses to 命は一緒

  1. きみまる

    ちょっと見ないうちに
    新しい家族をお迎えすることが決まったんですね!
    おめでとうございます。
    きっと良い出合となり、お互いに良い成長出来ることを
    心から願っています。
    キリンちゃん、素敵な元親さんと里親さんに囲まれて、
    すばらしい鳥生を送ってね!

    13 11月 2007 - Reply
  2. はますけ

    はーい、いろいろと話を進めてて、やっと皆さんにお話できるようになりました(^^)
    どうもありがとうございま~す
    また一から勉強して、共に成長したいです

    13 11月 2007 - Reply
  3. ムーポポ

    どんなイヤな経験も為にならないことはない
    それを乗り越えられる人だけに試練はあたえられる
    これ、けっこう座右の銘なんです。
    偉ぶって言っても、やっぱ泣いちゃう時もしょっちゅうです。
    ムーチョやポポのおかげでいろんなことを知ることが出来ました。
    なまじっか、言語の通じない相手なので
    本能でつきあうしかないです。
    それが楽しい毎日です。
    だから対話が成立した時は心からしあわせです。
    知能の高いとされてるヨウムは
    通称「永遠の2歳児」と呼ばれるそうです。
    思わずひざをバシッ!・・とたたきたくなるほど、いい表現だと思います(笑)
    セキセイの性格を自分なりに解釈して、
    私は自分を「お母さん」と思いません。
    まー扶養家族にゃ違いないが・・・ 
    仲間と暮らしているつもりです♪

    13 11月 2007 - Reply
  4. ゆい

    ムーポポさん、こんばんは!
    そうそう!我が家もセキセイ飼いですけど、子供じゃなくて、正に「仲間と暮らしている」って感じです。セキセイはどう感じてるのかは謎ですが、少なくても私たちを親として見てないことは確かですね。G3君(夫)は「群れのリーダーのつもりじゃないかな」なんて言ってます(^^)
    はますけさん、経験してないことは逆に「経験してない、という経験」でもあると思いますよー!
    …とはいえ。コザクラちゃんをお迎えして、コザクラちゃんの魅力を思い知る経験が出来るのは喜ばしいことです。初めてコザクラちゃんをお迎えする経験、小さい頃から一緒に暮らす経験、コザクラちゃんの匂いを堪能する経験。ああ、経験ってスバラシイ!(ちょっとズレてます;)
    その幸せな経験をぜひこちらで公開して、私たちにもおすそ分けしてくださいね~!

    13 11月 2007 - Reply
  5. はますけ

    >ムーポポさん
    >それを乗り越えられる人だけに試練はあたえられる
    いい言葉ですね~
    「よし!何とかなる!大丈夫!」って両手握ってガッツポーズが自然に出てきそうです
    人間「ダメだぁ」と思うと本当に事態がダメな方向にむかっちゃうもんね(^^;
    本当に生き物とつきあう時は、人間のように言葉の誤魔化しが通じません
    常に1対1の真剣勝負ですもんね
    浜すけを見てて思ったんですが、「この世には、自分と飼い主(世話主)とそれ以外のヤツしかいない」って認識みたいでした
    常に「飼い主と対等」でしたねぇ(笑)
    あんな小さい体でものすごーい自己主張・・・そこが「生意気なんだけどかわいい」と思ってました(^^)
    >ゆいさん
    わははは、「親とは見ていない」ってのは大正解です~
    やっぱり、人間のことは「仲間」、自分は「群れのリーダー?」って感じですよね
    命令は絶対だし(笑)
    よく呼びつけられましたぁ・・こちが試験問題に集中したい時に限って(^o^;
    >経験してないことは逆に「経験してない、という経験」
    そうですね、このことに気が付いたおかげで両方の気持ちがわかるようになりました
    言われた側の寂しさと言う側の心理状態が(^^)
    きっとセキセキとは違ったことが色々と起きると思います
    その時にちゃんと向き合って真剣に考えてあげたいと思ってます(^^)
    「また体重測定の日々が始まるんだなぁ」と思うと一瞬「うわぁ」と思いつつ、またそれが懐かしいです

    14 11月 2007 - Reply

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