小桜を飼うことになって、改めて気が付いたことがあります
それはムーポポさんの「反抗期がある」って言葉から「セキセイも人間と一緒なんだ!」と驚いたことです
浜すけが幼かった頃の記憶はあまりありません
(最後が大変だったもんで・・(^^;)
でも、言われてみれば、飼い主の手に噛み付こうとしたり(滅多に噛まないヤツだったのに)、気にいらない餌をブチまけたりと「あの時?」って思えるときはありました
生物の授業で「受精した卵子は、初期の段階では人間も魚も犬も猫も鳥も似ている」って習いましたよね?
そこから人間は母親の腹の中でぐぐーっと進化の歴史をたどるんです
元は同じなんですね、どこか共通点があってもおかしくありません
肉体は違った進化をすれども、情報を処理する頭脳も違った進化をすれども、そこに宿る「基本的な感情(共通点)は同じ」なんだと感じました
今まで「あなたは子育てしてないから、この苦労、わからないでしょうけど」と何度か言われました
その度にその言葉をうのみにして「あ~・・・育ててないからわからないのかなぁ?」と思いました
でも、違うんですよ、「わからなかった」のではなく「私が見過ごした」のです
どんな生き物にも感情はあります、「嬉しい・悲しい・寂しい・楽しい・・・」
感情の成長を「人間の特権だ」と区別するのがおかしいのではないか?と考えるようになりました
どんな生き物でも(植物でも)、子供から大人へ成長します
それは肉体だけではなく、精神もなんですよね
「子育てしてないから、わからない女、知らない女」で人生を終わらせてしまっていいのか?と自問自答しました
(つい「子供産めない私って一人前の大人になれないの?」と悩みました)
人間が人間として生きていく以上、等しく「経験と苦労と喜び」は降りかかってきます
それを認識を持って感じる事ができるか?できないか?なんだと思います
(そりゃ、人間の子育てと動物とでは「お稽古事とか塾の授業料」とかは違いますけど・・・(^^;)
でも、子供(動物、植物)を愛する気持ちには、区別はないんです
少なくとも、母親父親が子供を心配する気持ちはわかります
ちゃんと朝晩の食事の世話や買い物、体調管理など、「大変だ」と思いつつそれを幸せに感じる気持ちは一緒です
だから、子育てしていない私が、子育て中の母親の気持ちが全くわからないってワケないんですよね
だた「それを知ろうとしなかった自分が愚か」だったわけです(^^)
「こいつはインコだから」って目でしか見なかった自分がバカだったんです
今回、小桜のキリンを育てることで、自分がまた成長できたらな・・・と思いました
ちゃんと恥ずかしくなく「子育て中」の看板を心にかけて生きていきたいです(^^)