一ヶ月前の今日、旦那は緊急入院しました
朝までは普通に食事していました
それが病院に着いて診察室に入ってから数十分後には大きく場面が変わっていました
まるで、文字だけの日めくりカレンダーに「印刷ミスでペットの写真が入っちゃった」みたいな感じです
それが「2007年4月9日」でした
そして「4月9日」と言えば「あれ?」と思い出すことがあります
「浜すけ」です
去年の4月9日は日曜日でした
あの頃の浜すけは「食欲大魔神」で飼い主の顔を見れば「食わせろ!」と大騒ぎ
餌をもらうまで「呼び鳴き」して飼い主の神経を追い詰めました(^^;
そんな浜すけが、4月9日だけ不思議な行動をしたんです・・・
いつものように餌入れを手に持ってカゴの前に座りました
「くれー!」と鼻息荒く飛びついてくるハズの浜すけが止まり木にとまったまま天井の方を見上げてジーっとしてます
すると、まるで誰かと話すかのように
「ピー!ピー!ピョロロ!」と普通の鳥のように鳴き出しました
8年も飼っていたので浜すけの鳴き方を聞けば「何を言いたいのか」くらいは分かっていました
が・・・・飼い主(餌)を無視して普通の鳥と話すかのように鳴き出したのです
(餌を無視するなんてありえない~!)
明らかに誰もいない天井を見上げて鳴き続ける浜すけ
「誰か来てるの?」と聞いても知らぬ顔で鳴いてました
しばらくして「あ、飼い主いたの?餌くれ!」と私に気が付いてガツガツ食べ始めたんですけど・・・あのシーンだけはあまりにも不思議で今でも記憶に鮮明に残っています
だってだって、天井を見て鳴いている時って、普通の見知らぬインコだったんだもん(^^;
それが一年前の4月9日だったんです
そして旦那の入院が一年後の4月9日
なんだか「偶然」と呼ぶにはあまりにも「偶然の一致」過ぎます
浜すけが病気になった時、実母から「それはアンタの身代わりになってくれたんだよ」と言われて「私の身なんて守らなくてもいい!」と泣いたものでしたが、今になって「浜すけは自分の身を挺して、私の収入源(=旦那)を守ってくれたのかも」と思うようになりました
だって収入源が倒れたら共倒れだもん(^^;
きっと浜すけが守ってくれたからこそ、旦那の臓器の損失も半分で済んだんじゃないかな・・そう思うとますます浜すけの遺影に手を合わせて感謝したくなりました
これからもずっと忘れないよ
4月9日も浜すけも・・・(^^)