今から思うと、2014年のお玉さま事件で「メス鳥としての最後っ屁」をして、寿命のカウントダウンが始まったのかもしれません。
それから9ヶ月後には首の腫瘤。
そして半年後には腹部の腫瘍と続き、ジ・エンド。
命の幕を閉じたのでしょう。
少なくとも、お玉さま事件から1年3ヶ月は人間の処置で寿命を延ばすことができたのですから、幸せだったのかもしれません。
最後に、お医者さんから言われて救われた言葉があります。
キリンの腫瘍がわかって、これ以上種子が食べられないともわかった時「こんなことなら発情抑制させずにもっと食べされてやれば良かった」とボソっとつぶやいたら「そんなことはないです!辛くても発情抑制させた方がこの子にとっては延命だったんです。生殖器の病気がとても多いんですよ。」と明確に教えてくれたことです。
前の浜すけを発情からくる腫瘍で亡くしているので、発情抑制は私の一番の使命でした。
1つでも私の行為がキリンの延命につながったならこんなに嬉しいことはないです。
我が家に来てくれた意義もあったと思います。
8年2ヶ月のいろいろな思い出をありがとうね、キリン。
また会える日を楽しみにしてるよ。
いつか、どこかで。